大蔵町の遺品整理
残された家財がを処分して欲しいと依頼を受けました。若い頃に住まれていた家で、色々と思い出があり、また、仕事の都合で時間が無く、ご自身での整理を考えておらず、全てを当社に依頼する事を決められていました。
一番の理由は近いと女性の代表者だった為、家に入るのには抵抗が無かったとお話を頂きました。
今回は生前整理になります。一番印象が大きかったのは洋服の多さです、一室、押入れから大きなタンスが3個あり、全てが洋服でした。中には着物や浴衣も多く、小さい頃に来ていた浴衣がたくさん出てきており、綺麗に保存されたままでした。
服を掛けるハンガーも段ボール4箱ありました。
今までに洋服や家財などを溜めており、処分してなかったようです。本当に洋服の多さに驚かされました。
キッチンではお鍋も沢山ありました。新品同様なプレートだけども複数あり、フライパンややかんなども何個もありました。同じものが何点もあり、ほぼ使用してないような物も中にはありました。
傘も50本以上ありました。
以前にテレビで見た事があります、同じものを買うという事は認知症の方に多いそうです。
今回、整理をしている時に思ったのは、恐らく認知症をお持ちではないでしょうか。
遺品整理のお手伝いをしていると色んな事に遭遇する事になります。人間は老いていくという事は、ご人身で身の回りの事を少しずつ出来なくなってしまう。捨てたくても、捨てる力でさえなくなっている老人がいます。身の回りの事が出来なくなってしまう事は、誰かに世話をしてもらわないといけないという事になります。ご家族の迷惑を掛けるのは誰しも、嫌な事だと思います、その為の生前整理でもあると思います。
今回自宅の生前整理を終え、今後新たな生活を施設で過ごすという事も新たな一歩です。